設立趣旨

当法人は、最も国際的なイベントのひとつであるオリンピックが東京で開催されるのを機に、世界の人々に広く、日本人の文化でもあり歴史でもある『おもてなしの精神』を理解してもらうために、国内外で様々な活動を企画し、支援し、実行していく事を目的として設立する。

「当法人は、おもてなしの精神を広める活動が日本文化の独善的な押し付けではなく、その精神が互いに共有できる価値観として根付くよう、世界各国の習慣・風俗・常識・歴史・民族意識等を理解し日本に広める事も同時に進める。このことによって、おもてなしを受けた訪日外国人が純粋に『嬉しかった』『ありがたかった』という感想を持つに留まらず、おもてなしを自分達の文化に吸収したいというモチベーションを昂揚し、その活動についての支援・教育・広報・企業連携等の多面的なサポートを行う。」

「おもてなしの精神が各国に定着すれば、『おもてなしの源の国(例えればオリンピックにおけるギリシアの位置づけ)』としての日本のブランディングは確固たるものになり、狭い国土・貧しい資源・減少する人口を背景とした日本が、国際社会におけるリスペクトを永く維持できる基盤を築くこととなる。」

「最大・最強・最高といった評価は、常にそのレコードを更新される運命にあるが、最古・源は永遠に変わる事がない。更に、『おもてなし』という精神性の特性上、工業製品や建築物と異なり、多くの資源や多額の費用を必要とせず、世界中のどの国家・地域にも、芽吹かせ・広げる事ができる。また、それぞれの時代・それぞれの人々が自らの考え方に即して理解・実践できるため、時代や社会の変遷にも適応力が高い。」

「そして、この『世界からの信頼』という成果を享受するためには、日本人自身の『おもてなしの実践』が不可欠となる。そこで、改めて『常におもてなしの精神を意識する事』の重要性が日本全体で理解され、子供たちの教育から大人の世界の常識まで、無意識でおもてなしの行動原理が働く社会を構築すべく当法人は尽力し、ひいてはその行動原理が世界全体の価値観となることを望む。」

「これらの事柄は保守、リベラルといった主義や思想に基づく愛国心ではなく、純粋に国際的な、かつ将来の子孫の愛国心を醸成する礎となり、狭い国土・貧しい資源・減少する人口を補って余りある価値と可能性を有することを当法人は確信する。」

当法人は、上記のシナリオを広く社会に伝え、志を同じくする方々と協力し活動する。